看護師が上、介護福祉士はその下

看護師が上、介護福祉士はその下

看護の仕事は医療面でのサポート、介護の仕事は生活全般のサポート、ですのでそもそも専門分野が違います。

ですが、規定上看護師に出来て介護福祉士に出来ない事、は沢山あります。
昔はたん吸引は介護福祉士も行なっていましたが、今では喀痰吸引の研修を受けた者でなければいけないとか、爪切りや剃刀での髭剃りも、厳密には介護福祉士はやるべきでは無い行為に分類されています

救急病棟などが長かった看護師は、私たち介護福祉士を看護助手のように扱うこともしばしば…以前勤めていた特別養護老人ホームでの出来事です。

包帯なんて自分で洗濯機に入れて回せばいいのに、わざわざ私たちを捕まえて『これ、洗っておいてくれる?』と持ってきたり、『◯◯さんが何時に受診の為に出掛けるから、直前にトイレと着替え済ませておいてよね。』と。ひどい時だと、看護師自らが利用者に浣腸や下剤を飲ませておいて、便失禁をしてしまった利用者を指差し、『下剤の反応便あったみたいだから、オムツ交換しておいてください。』と、全く手伝うそぶりすら見せず、あとはやっておいてねーとその場を去る人もいました。

雑用係みたいな仕事の押し付けされ方をすると、本当に悲しくなります。それは時と場所を考えずにおこなわれるため、利用者や利用者の家族の目の前でも看護師は私たちに対して、その様な態度をとります。ですから、当然のように利用者やその家族たちも、『看護師が上、介護福祉士はその下。』と上下関係を作って見られがちでした。

もちろん、利用者や家族の中には介護福祉士の私たちに感謝してくれ、温かい言葉をかけてくれる方もたくさんいました。でも、皆んなが皆んなそうではなく、家族が面会に来られた時介護職員の私たちが挨拶をしても会釈を返す程度なのに、看護師が声を掛けると露骨に態度を変えて、笑顔で挨拶を返している姿を見ると、悔しい気持ちでいっぱいになります。

看護師と家族が、入所している利用者の最近の様子などを話している最中に、トイレに行きたいとおっしゃる事がありました。目の前にいるんだから、看護師が連れて行ってあげれば早い話なのに、わざわざ介護職員を呼びつけて『トイレに行きたいんだって。』と、看護師が言いに来ました。…だって。じゃないでしょ。

とりあえず我慢できなさそうにしてる人が目の前にいるんだから、あなたが連れて行けばいいのに。わざわざ利用者を我慢させてまで、私を呼びに来なくても…そこの看護師とは、一緒に働けないし、利用者を大事にしていないと感じ、退職しました。現在の施設では、看護師も協力的で利用者第一のケアが出来やりがいを感じております。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です